おはようございます。
毎年大学生向けに
認知症サポーターの養成研修をするんです。
大学に入ったばかりの1年生が対象なんですけど
「認知症とは?」
とか
「認知症の人への対応の仕方」
みたいな話をして
途中ロールプレイも入れたりするんです。
1年生なのでほとんどが18歳か19歳。
今は核家族がほとんどなので
自宅で高齢者を見たことがない子ばかりです。
今どきの子供たちなので反応が薄かったり
「ロールプレイやりたい人!」
って言ってもなかなか手を挙げてくれません。
でも、終わった後にとったアンケートでは
「認知症のおじいちゃんが何で怒っていたのか
あの時は分からなかったけど
さみしさとかいろんな理由があったんだなと思った。」
とか
「地域で見かけたら声をかけてみようと思った。」
なんて前向きな感想が。
とっても嬉しいな~。
きっと身近にいても見えていなかったんだと思う。
今回の講座を聞いたことで
「もしかしたら・・・」
なんて気づいてもらうだけでも
地域でうまく見守りができるきっかけにもなる。
まずは知ってもらうこと。
そして、身近な問題なんだと気付いてもらうこと。
その次は
「お手伝いしましょうか?」
の一言がでてくれたら万々歳だね~。
高齢者も若い子に話しかけられて悪い気しないもんね。
ちょっと気づいてもらうこと。
そこから初めていこう。
毎回、講座のたびに思うことでした。
では、今日も暑くなるのかな?
元気にいきましょう!