おはようございます。
ケアプランを作るときに
毎回毎回、言っていますが
アセスメントが十分できていないと
ケアプランにつながっていきません。
先日もアセスメントの相談を受けましたが
その内容は・・・
びっくり!
認定調査のチェック、特記事項を丸写ししてたんです。
これを読んでくれている人は
自分でアセスメントを取っていると思いますが
ま~、こんなことをしている人がいるんだ・・・
と、目が点になってしまいました。
そもそも、アセスメントと言うのは
ケアマネがケアプランを作るときに
どうすれば利用者の自立度が上がっていくか
そのために効果的な支援、サービスな何か。
それを考えていくために必要なものです。
その考える過程にはケアマネジメント手法や
ケアマネ自身の経験なども反映されます。
そして一番重要なのは
利用者がどうなりたいと考えているか。
初回面接でそこまで探るのは難しいですが
何度かモニタリング訪問など繰り返していくと
徐々に見えてくるものがあったりします。
要は、顔も覚えていない認定調査員の書いたことを丸写ししてたのでは
利用者の状況も本心も、それを分析することもできない。
ケアプランなんか作れないってことなんです。
ケアマネ業務のなかで
アセスメントは一番重要だと思っています。
そこの手を抜いてはいけません。
いや、何度も言いますが
これを読んでくれている人は
そんなことしてないと思います。
ただ、周りにそんな人を見かけたら
「ケアマネ業務の基本だよ。」
と
「そこの手を抜いてはいけないよ。」
と、伝えてあげてください。
周りに教えてくれる人がいないから
知らないだけかもしれませんから。
先日の全国大会でも言われていたように
「質の悪いケアプランを作成すると
利用者の状態は悪化する。」
どのケアマネも
自分の作ったケアプランで
利用者に元気になってもらおうと思っているはずです。
効果的なケアプランを作成するためにも
アセスメントが重要です。
いろんな方向から利用者を見て
情報を集めて
それを「分析」するのがアセスメントです。
今日は厳しく言いますよ。
「手間がかかる・・・。」
そんなことを言うのなら、他の職種に変わった方がいいです。
自分の仕事の意義を
しっかり考えてほしいと思います。
では、今日も暑いようです。
体調を崩さないように
前向きにいきましょう!