おはようございます。
新聞に「民生委員の高齢化が深刻」ってでてました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170708-00000046-mai-soci
民生委員の任期は3年で、昨年の12月に改選がありました。
何期も続けてくれている人もいるんですが、年齢制限もあって
一応、75歳を過ぎると「定年」で辞めることになってます。
でも、なかなか後任の人が決まらなくて
欠員になったままのところがあったりするんです。
国は75歳未満で…と言ってますが現実には難しく、弾力的な運用もできるため
昨年末の改選では、15の自治体が75歳未満より引き上げて選任していたそうです。
それも仕方がないかなと思います。
だって、民生委員になって地域のために活動しても給料でませんし
その人のためにと思ってしても文句を言われることも多いし
苦労する割に報われないというか、大変な役割なんですよ。
先日、心配ごと総合相談に来てくださっていた相談員の先生が
「民生委員って、市長が任命するの?県知事?」
って…。
「え?ええっっ?!!!!」
「いやいや、厚生労働大臣が委嘱するんですよ。
無報酬で地域福祉の増進に努めてくれてる人たちです。」
って、説明したんですが、皆さんあまりよく知らないんですね。
驚いちゃいました。
民生委員の制度ができてから、今年で100年。
今日と明日は東京で100周年記念大会が開かれています。
(昨年の全国大会は香川でした。)
すごいな~、100年も。
地域福祉や地域包括ケアを進めていくためには、民生委員の協力は欠かせません。
これからの100年も、民生委員制度が続いていきますように
もっと周りの人に理解してもらって、なり手が増えますように。
では日曜日です。
良い休日を!