住み慣れた家で

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おはようございます。

 

以前、認知症の男性が電車にはねられて

亡くなったことがありましたね。

 

この時、鉄道会社から親族は損害賠償請求されて

初めは720万円の支払い命令がでて

その後、2審で妻のみの責任が問われ

360万の判決が出ていました。

この後も家族は裁判を続け

2016年に家族の責任は問わないという

最高裁の判決を勝ち取りました。

 

この裁判は起こった当時、あちこちで大きく取り上げられたので

とても印象に残っています。

ここでも何度か書いたかと思います。

 

だって、認知症の家族を在宅で介護する。

それは国が音頭を取って、それが「望ましい」と

いっているにも関わらず

実際に在宅で介護していて事故にあったら家族の責任。

 

おまけにこのケースでは妻がほんの数分まどろんだ間に出ていき

鍵のかかっていないフェンスから線路内に入って起きた事故。

鉄道会社にも責任の一端はあるんじゃないの?

って思うのと

家族は自分の時間も持てないのか?

ってこと。

自分の時間どころか疲れて眠ることさえ許されないってことですよね。

 

2016年に裁判が終わり

やっと家族も今までの経緯を言えるようになったようです。

ネットや雑誌、書籍などで息子さんの話が読めるようになりました。

https://www.min-iren.gr.jp/?p=35622

 

ただ、勘違いしてほしくないのは

この事故の家族は本当に一生懸命

お父さんのことを考えて

お父さんの望む暮らしを支えていたということ。

その中で起こった事故なので

家族の責任は問われなかったということ。

 

何を一番大事にするのかは人によって違います。

息子さんのインタビュー記事などを読むと

そこがとてもよく分かります。

 

これから先、認知症高齢者がますます増えると言われています。

ACP(アドバンスケアプランニング)

本人の意思決定支援も最近盛り上がっています。

施設ではなく住み慣れた地域で誰もが…という

地域共生社会の推進も言われています。

 

しかし、まだまだ不十分です。

事故が起こらず、みんなが住み慣れた地域で

安心して過ごせるようにそれぞれができることをしていきましょう。

 

では、金曜日です。

今日で3月の平日は終わり。

後一日頑張りましょう!

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