そんなつもりは・・・

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おはようございます。

 

先日、一般企業にお勤めの人と話をしていました。

 

介護保険の話しになって

一人の人は認知症の祖父の介護

一人の人は実母の介護で大変な経験をしたようで

「いろいろ大変だったんですよ。」

なんて話をしてました。

 

ふんふんと聞きながら

「ケアマネジャーと合わなくても変更できるって知らなくて

何年も我慢してたなんて相談も受けるんですよ。」

なんて言ってたんです。

 

やはりその人も同じような経験をしたようで

特にケアマネジャーが嫌いというわけではないけど

どうもうまく話がかみ合わない。

頼んだことに対する返事が遅かったり

自分の希望していることとちょっとずれてたりする・・・。

なんて話でした。

 

そうなんですよね。

ケアマネって介護保険の専門家なんです。

だから利用者や家族からの話を聞いて

その意図するところ汲み取ったら

「あ、このサービスしかないな。

これだったらあそことあそこだけどこっちの方がいいな。」

なんて、どんどん頭の中で組み立てちゃうんですよね。

 

で、なぜその事業所にしたのか詳しい説明をしないまま

「問い合わせをしたんですけど、今は空いてないって言われたので・・・。」

なんて返事をしてしまい

利用者や家族は

「え?そこしかないの?」

なんてことになってしまうんですよ。

 

ケアマネがいい人だってことはわかってるし

嫌な言い方をしたとか

押し付けたとは思っていないので

大きな苦情にはならないんだけど

心の中では

「なんで私の言いたいことを分かってくれないんだろう?」

って、困ってたりするんですよ。

 

きっと、介護の専門家と一般の人で知ってる知識には大きな差があるし

あれこれと組み立てるスピードも違う。

ケアマネなら知ってて当たり前のことも

利用者や家族には初めて見たり聞いたりすることなので

話してること自体がちんぷんかんぷんだったりする。

 

その違いを丁寧に埋めておかないと

「なんだか伝わんない・・・。」

って不信感につながってしまうんです。

 

自分の説明が十分だったかどうか

言葉で話すだけでなく

分かりやすいように文章にしたり図にしたりしましたか?

例えば・・・なんて、分かりやすい例を使いましたか?

相手が理解できているか確認しましたか?

 

伝えたつもり

分かっているつもり

 

お互いのために

つもりじゃなくて

ほんとはどうなのかをちゃんと確認しましょう。

 

後で

「そんなつもりじゃなかったのに・・。」

は通じませんよ。

 

では、今日も笑顔でいきましょう!

 

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