おはようございます。
金曜日の研修の話の続きです。
午後からも同じ先生の研修があったのですが、今度は
「地域包括ケアシステム構築における主任介護支援専門員の役割」
と題して、主任介護支援専門員としての研修でした。
まあ、午前中にあれだけしゃべっているのに、午後も先生の勢いは止まらない!
すごい勢いでしゃべります。
集まっているのは主任介護支援専門員だけなので、皆さん指導・助言の経験はあります。
どのような指導・助言をしたのか、数人でグループワークをしました。
上手くいった点や、反対に上手くいかなかった点について話をしたんですが、みんな同じような経験をしてるんです。
上手くいくのは、やはり一般ケアマネのがんばりを褒めて、ねぎらったりしながら、その人の中の答えを引き出したとき。
答えを自分で導きだしているので、その後の
「分かった!」
が出てくるのも早く、利用者への対応もスムーズに進みます。
上手くいかなかったのは、話がかみ合わないとき。
詳しく言うと
「でもね、でもね。」
って言う人がいるってこと。
そんな人は、いくらこちらが説明しても分かってくれない。
で、みんなで話していて、ちょっと気付いたんです。
「でもね、でもね」って言う人の主語は何だろう?って。
主語はその人なんだ?!
って、気付いたんです。
利用者の支援をするための方法や、ケアマネジメントについて話をしているはずなのに、そういう人の話は
「私が困っている。
私がしたいことはこのサービスを入れることだから。」
って、主語は自分なんですね。
だから
「利用者はどう思っているの?」
と、聞いてもかみ合わないんです。
そうか?!
今度そんな人の指導・支援をするときは、もっと
「誰のための支援なのかを、明確にしていこう!」
と、思いました。
最後に
「問題と課題を一緒にしていませんか?
問題が起きている原因を分析して、課題を見つける。
課題は問題を的確に見極めて、自分たちはどうすべきか、何が足りないのか、と言うことをはっきりさせたもの。」
と、教えてもらい、とても納得の出来る研修でした。
さあ、あなたの周りに「でもね、でもね星人」はいませんか?
もしかして、あなたが「でもね、でもね星人」になったりしていませんか?
月曜日です。
今週も張り切っていきましょう!