ケアプランは行動を起こさせるもの

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おはようございます。

 

昨日の続きですが

相談者の話をいろいろと聞いて
整理して道筋を考えて示します。

そのときに順番をふってあげると相談者は動きやすくなります。

出来れば優先順位の高いものから順番にふっていきましょう。

そうすることで視覚的にも理解しやすくなりますし
ひとつづつ片づけていった感が出てくるので
相談者自身が「やった!」という感覚を得やすくなります。

 

ここまで読んで気が付く人もいるでしょう。

そう

ケアプランの2表と同じなんですよ。

優先順位の高いものから書いていき
どこに、誰が、どうやって
そして、それを行う期間は?

となるわけです。

それを見ながら行動すれば
迷うことなく目的地にたどり着くことができる。

それがケアプラン・・・・

いやいや、今は相談の話をしてるんですが
本質的には同じだってことなんです。

 

要するに
そこに書かれている順番通りに行動すれば
望む結果、もしくは望む結果でなくても
何らかの結果が出てきて、それを認めるかどうかは自分次第。

そんな状態にする
相談者自らが行動できる計画を立ててあげることで
問題の解決を図らなければ、本人にできないことを他の人がすることは難しいのです。

 

話を私の相談者に戻しましょう。

そもそもその人の家族の話なので
本人や家族でないと動けないものです。

だから、動ける家族に物事を整理して道筋をたて
優先順位をつけて、自分で動けるようにしてあげる。

そこが必要なんです。

困りごとを言語化して
道筋をたててあげれば
ほとんどの人は自分で動くようになれます。

 

相談者が自ら動けるように
分かりやすい言葉で整理しつつ、順番を伝えてあげましょう。

 

では、今日も前向きにいきましょう!

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