サービス担当者会議の記録の書き方2

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おはようございます。

 

昨日の続きです。

 

二人暮らしで、一人が要介護者

もう一人がその人を介護している。

こんな世帯ってたくさんありますよね。

 

介護している人が何か病気やけがをして、入院が必要になった時に

要介護者が一人で留守番できないことがあります。

 

そんな時にショートステイを利用したりしますが

アセスメントや担当者会議でどのように位置づけ、検討していますか?

 

担当者会議の検討した項目は

ケアプランについて。

 

検討内容を見ると

介護者○○が○○の手術をすることになっている。

家族の希望は

介護者が入院すると一人になるので、その時にはショートステイを利用したい。

ショートステイセンターの意見は

利用する日程が決まれば連絡をしてください。

 

結論は

介護者が介護できないときにショートステイを利用する。

 

私もついつい、同じような記録を書いてしまいますが

この内容なら、検討項目は、せめて

ショートステイの利用について

くらいになるかと思います。

 

また、検討内容の

「介護者が入院するので、その間に

利用者にはショートステイに行ってもらう。」

というのは結論の一部であって

昨日も書いたように

どこの、どんな状態が気になるのか

それを解決するため、科学的な根拠をもとに

誰がどういった支援を行うのかについて話をしましょう。

 

介護者が入院するというのは、本人のニーズではなく

そのことによって介護が受けられないことがニーズですよね。

 

今の介護者以外に介護してくれる家族等

何かサービス以外の手立てはないのか

どうしてもショートステイを利用しなければいけない理由

その理由の科学的根拠と対応方法

などについて、検討して記入しておきましょう。

 

また、そのケアプランについてほかの出席者から

専門的意見を出してもらいましょう。

日程調整は専門的意見?

ちょっと違いますよね。

こういった記録を書いてしまうのは私もしょっちゅうなんですが

ひとつひとつ見直していくと、「あれっ?」って思うことがでてきます。

 

後で自分の記録を、県が出している手引きと見比べてみましょう。

自分で効果的な見直しができると思いますよ。

 

では、今日も前向きにいきましょう!

 

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