システム1・システム2

投稿日:

おはようございます。

 

心理学、行動経済学の中に

システム1・システム2

という考え方があるそうです。

 

どういう考え方かというと

システム1は自動的で処理が速い

直観的で自動的、動物的ともいえる思考。

自動的なので考えるというよりも感じるような思考。

人の顔を見て、怒ってるとか喜んでるなどと判断するのもこれ。

 

直観的なのであまり脳は使わず

ゆえに脳は疲れない。

 

システム2は論理的で処理が遅い

直感ではなくて論理的に考えるときにこちらが働く。

数字とか学問的なことをもとに答えを導き出すときに使う。

気が散ると働かないこともあるシステム。

しっかり働かせないと、システム1の思考に引きずられることもある。

 

しっかり論理的に考えないといけないので

脳はとても疲労する。

 

この2つの思考モードって

なんとなくわかる気がしませんか?

 

言葉で説明してもなかなか理解してくれない人がいるけど

そんな人に視覚に訴えるような資料を作ってあげると

すっと理解してもらえることがある。

 

一度理解してもらえると

その後も継続して理解してもらえている。

 

直感での判断は

その人自身を作っていることが多いように思う。

その人らしい判断というか

「この人ならそういうだろうな。」

とあらかじめ予測できるような気がする。

 

でも、こっちを向いてもらわないといけない。

どうしても、これを理解してもらわないといけない。

そんな時にはシステム2の思考に切り替えてもらう必要がある。

 

ただし

初めの判断はシステム1が行う。

システム2はそれを承認するようにできているらしい。

 

とすれば

やはり直観に訴えるような仕掛けが必要なんだと思う。

 

システム2で思考し、繰り返していくと

システム1に移行し、考えなくても自動でできるようになるんだそうです。

 

ということで

ケアマネさん。

利用者や家族の考え方の癖を知って

直観に訴えるようなアプローチをしていこう。

そのうえで、もう少し深く理解してもらえるように働きかけよう。

それを繰り返せば自動で動いてもらえるようになる・・・かも。

 

どんな仕事でも相手がいること。

理解されないとその後の仕事が進んでいかない。

人の思考には2つ種類があるってことを

知ってるだけでもお得かも知れないよ。

 

では、台風が近づいていますが、影響あるかな?

今日も元気にいきましょう!

 

関連記事