おはようございます。
おひとり様で老後を迎える人や
親族がいない人
いても関係が悪く支援を望めない人が増えています。
「いや、一人でもなんでもできるし
困ったら民生委員さんが助けてくれる。」
まあ、一人暮らしの高齢者になると
こんな感じで大丈夫、大丈夫と言う人が多いんですよね。
高齢者が独り暮らしになると
近くの担当民生委員さんが訪問してくれたり
困ったときに手伝ってくれたりします。
ただし、民生委員さんにも
出来ること、出来ないことがありますし
限界もあります。
家族でなくては出来ないこともあります。
そのうちの一つ
入院の時の保証人問題!
これね、民生委員さんも困ってるんですよ。
自分が担当する一人暮らしの高齢者が入院した。
見つけたのも自分だし
親族がいないのも知ってるから
仕方ないので救急車に同乗して病院まで来た。
帰りたいけど病院から
「あなたがいないと検査しません!」
って言われたので仕方なく検査が終わるまで待ってた。
そしたら「入院です」って。
次に「保証人が必要なんで、ここに書いてください」
って書類出されたんだけど
「ええ~~~っ!!」
「いやいやいやいや
私は身内じゃないんで書けませんよ」
って返事したら
「じゃあ、入院できません。
保証人がいない人は入院できないことになってます」
って
「うっそ~~~っ?!」
でね、民生委員さんは優しいし
担当してる高齢者のために書かないと入院させてくれないし
「なんで?どうしたらいいの?」
と思いながら保証人の欄にサインしてしまう。
こんな話をちょくちょく聞きます。
ケアマネでも言われた人いるでしょ。
この問題困ってる民生委員さん多いんですが
実は病院は保証人がいないことをもって
入院を拒否してはならないことになっています。
下記参照
入院が必要な状態にもかかわらず
保証人がいないことを理由に入院を拒否した場合
医師法違反になります。
こんな通知が去年の4月27日にに出されたのは
保証人がいないことで入院を拒否された事例があったから。
病院は入院費の未払いなどを心配しているのでしょうが
入院費よりも人の命よね~。
まあ、高齢者施設でも保証人がいないと
入所を拒否するところもあったりするので
病院だけの問題でもないんですけどね。
しかし、今後ますますお一人様の高齢者が増えることが見込まれてるのに
このままではとっても困ります。
病院や施設が拒否をせずに受け入れてくれるように
関係者も一般の人も、そのあたりの知識は持っておきましょう。
では、金曜日です。
なんか今週は長かった気がしますが
後1日、頑張りましょう!!