達成すれば終了

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おはようございます。

 

訪問介護のサービス行為ごとの区分について

昨日少し触れましたが

通知を全部読んでみましたか?

 

まだという方

新旧対照表の7ページを見てみましょう。

 

昨日もちょっとだけ書いたのですが

①の直接身体に触れて行う行為は身体介護として理解しやすいと思います。

しかし、②の自立支援・重度化防止のためのサービスは

とても分かりにくいものです。

そのサービス内容について、以前は少しだけ書かれていたのですが

分かりにくいとの意見でもあったのでしょうか。

今回の通知ではずいぶん増えています。

 

例えば

常にベッドで過ごす利用者がいます。

ベッド横にはポータブルトイレを置いていて

必要時ふらふらしつつも自分で移乗して排泄を行っている。

でも、一人では転倒の危険性があり

ヘルパーが訪問しているときには

すぐに手が差し出せるような位置で見守りを行いつつ

本人ができるように声をかけて励まし

一人の時でも安全に移乗できるように

どこを持ったらいいか

どんなふうに身体を動かせばいいのか確認、助言し

必要なときには介助をしている。

 

その他にも

ごみの分別が分かりにくくなった利用者に対して

一緒に分別を行いつつ

「これは何曜日に出したらいいゴミだろうね。」

などと声掛けしつつ

本人が過去にできていた分別の仕方を思い出してもらえるように働きかける。

 

これは自立支援にもなっているし

重度化防止にもなっていますよね。

 

こういったものも身体介護のサービスにあたるんです。

 

ただ、これらのサービスはヘルパーが手助けしなくても

安全な移乗の仕方を覚えて

毎回転倒の不安なくポータブルトイレに移れるようになったり

一人でもごみの分別ができるようになったら終了します。

 

自立支援・重度化防止のための身体介護は

いつまでも提供するものではなく

利用者ができるようになれば必要がなくなるものです。

 

こういったサービスをケアプランに位置づけた場合

どの程度の期間で達成できると考えますか?

 

「そんなのやってみないと分からない。」

そう考えますか?

 

それは違います。

あらかじめ予後予測を立てることが大事なんです。

なので、大事なのは適切なアセスメントを行うこと。

 

要するに

自立支援・重度化防止のためのサービスを提供し続けて

身体介護を算定するのが目的にならないように

達成できる目標を立てて

そのサービス区分から卒業できるようなケアプランにしなくてはなりません。

 

漫然と同じサービスを提供し続けないように注意しましょう。

 

また、サービスにかかる時間も

平均的な時間を算定するようにしましょう。

 

これも

「この人は時間がかかるから仕方がない。」

ではなく

本人の状態に応じたサービス内容を位置づけ

平均的な時間が算定できるようなケアプランにしておかなくてはなりません。

 

そもそも、「他の人より時間がかかる」というのは

その人にとって適切なサービスなのでしょうか?

どうしても必要なものでしょうか?

時間がかかってもそのサービスを使うことにより

自立して行ったり、重度化が防止できるのでしょうか?

 

そういったところを、今一度見直してみましょう。

 

適切なサービスをケアプランに位置づける。

そして利用者の自立支援や重度化防止に努める。

それがケアマネの仕事なんですから頑張りましょう。

 

では、今日は少し天気が悪いようです。

運転に気をつけて、元気にいきましょう!

 

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